東京平版株式会社
Facebook twitter

出力NGな「ヘアライン」

こんにちは製版課の渡邉です
もうすぐ4月、桜も綺麗に咲いていましたが、週末の雨で結構散ってしまいましたね。
卒業式シーズンも終わり、4月になると入学式や入社式など
新しいスタートを切る方がたくさんいます。
新しいスタートはポジティブに考え頑張ってください! ファイトです!

 

そして、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)

侍ジャパンすごかったですね!
優勝おめでとう!
今回の大会では試合毎にヒーローが誕生していましたが、
毎試合で活躍していたのが大谷翔平選手。
ニュースでしか野球は見ませんが、
MVP=最優秀選手に選ばれるのは納得です。
こんなスターがサッカー日本代表にも出てきてほしいです。

 

今回は印刷トラブルのお話です。
内容としては「罫線」が細すぎたこと(ヘアライン)。

PDF入稿で弊社で面付け後プルーフを出力検版。
校了で印刷しましたが印刷途中で罫線が細すぎて見づらい箇所を発見し、
印刷をストップしてデータを確認した所、ヘアラインの存在に気づきました。

MACの画面プレビューやプルーフ出力では罫線がしっかり出ていましたが、
実際印刷して見ると細すぎて見えなくなったしまいました。

上画像のように線幅がついてなくてもMACの画面でPDFを100%で確認すると
線幅がついている罫線と線幅がついてない罫線を比べても問題あるようには見えません。

でも、下の様に拡大表示で見て見るとこんなに差が出ます。

実際プルーフで出しても解像度の問題で罫線は見えていました。

今回の様な見つけにくいトラブルを避けるためには、
制作側での注意点は線には必ず線幅を付ける
製版側では線の箇所を拡大して確認をする

両方で注意して作業し、トラブルをなくしていきましょう。