
東京平版の歴史 History
1939年創業~1990年代
1939年(昭和14年) | 4月 | 創業先代社長 小野瀬圭三の個人企業として、東京平版の前身である「東京画版社」が製版事業を開始 | |
1950年(昭和25年) | 11月30日 | 東京平版株式会社 設立新宿区箪笥町8番地 に資本金100万円にて、東京平版株式会社を設立 | |
1953年(昭和28年) | 2月 | 資本金200万円に増資新宿区岩戸町11番地に本社を移転 | |
1958年(昭和33年) | 9月 | 資本金500万円に増資 | |
1967年(昭和42年) | 12月 | 新宿区簞笥町8番地に鉄筋コンクリート5階建の新社屋が完成 | |
1972年(昭和47年) | 3月 | 資本金1300万円に増資 | |
5月 | 電子化の時代が始まる大日本スクリーン「スキャナグラフ SG-302」を導入。スキャニング業務が電子化される。 | ||
1975年(昭和50年) | 9月 | 新宿区岩戸町11番地に鉄筋コンクリート7階建の本社ビルが完成 | |
1985年(昭和60年) | 3月 | 資本金2600万円に増資 | |
6月 | 新宿区簞笥町7番地に鉄筋コンクリート4階建の新社屋を増築 | ||
アナログ製版からデジタル製版へ大日本スクリーン トータルスキャナシステム「シグマグラフシステム2000」を導入し、製版業務の一部がデジタル化される。スキャニングや画像貼り込みなどのデジタル化により、「製版のデジタル化」という新しい時代が始まる。 | ![]() |
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1989年(平成元年) | 3月 | 新宿区簞笥町8番地に本社を移転 | |
1990年(平成2年) | カラー印刷事業を拡大KOMORI「リスロン426菊半裁4色印刷機」を増設し、印刷事業を拡大。 | ||
1992年(平成4年) | 9月 | 電子写真製版全盛の時代へ大日本スクリーン トータルスキャナシステム「シグマグラフシステム2800」を2ライン設置。入力処理から画像処理、図形処理、出力処理など、文字情報以外のほぼ全ての製版作業が電子化され生産性は劇的に向上した。ただし、文字上だけは写植文字を組み込んでいくアナログ作業が残されていた。 | ![]() |
1995年(平成7年) | 9月 | DTPサービス(完全デジタル製版)を開始Macとレナトスを導入し、製版のフルデジタル化が可能となった。以後、急速にフルデジタル化が進むとともに、レタッチなどのアナログ作業はほとんど姿を消していった。 | |
1996年(平成8年) | 9月 | 美しい印刷物追求のために高精細印刷(FMスクリーニング)を開始高精細でのフィルム製版により、繊細なディティールの再現性が向上される。工芸品・美術品などの図録に使用され、作品細部の表現や繊維の再現などが可能になる。 |
2000年代~
2001年(平成13年) | 9月 | CTPでの製版・印刷サービスを開始CTPを導入。他社に先駆けCTPでの平台校正や、フィルム納品から校了データの納品をいち早く展開。CTP時代に向けてのサービス内容に大きく舵切りを行った。 | |
2002年(平成14年) | 4月 | デザイン・制作サービスを開始デザイン・制作室「D-room」を開設し、デザイン・制作から印刷までの社内一貫生産が可能となる。 | |
さらなる印刷表現の向上のため高精細印刷(フェアドット)を開始AM・FMスクリーニングそれぞれの良い部分を組み合わせることで、印刷品質と刷りやすさの両方を向上させた印刷が可能に。印刷の課題であったロゼッタモアレやトーンジャンプが解消された。 | ![]() |
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9月 | 簡易校正(DDCP)を設置コニカ「Digital Konsensus」を導入。デジタル時代に対応した色校正サービスを開始する。 | ||
デジタル検版の導入により校正の品質が向上「Proof Eye Me」を導入し、初校と再校など目視での差分チェックが可能になり、校正品質が格段に向上される。 | |||
2007年(平成19年) | 10月 | 大判のポスター出力業務を開始「Lab Proof」を導入し、店舗等販促用ポスターとしてB0ノビサイズまでの大判出力が可能となる。 | |
2012年(平成24年) | 1月 | Japan Colorによるカラーマネジメントで、より信頼できる印刷に「Japan Color 標準印刷認証」を取得し、Japan Colorに基づくトータル・カラーマネジメントを開始。標準濃度で基準内に収まる濃度管理によって、さらに安定した印刷が可能になった。 | ![]() Japan Colorマッチング認証取得 |
2014年(平成26年) | 10月 | BCP(事業継続計画)委員会発足2013年発生の東日本大震災の教訓から、社員の命を守ることを最優先とし、事業の早期復旧・継続を目的としたBCP委員会を発足。 | |
2015年(平成27年) | 2月 | フィルムスキャン・フィルムデジタル化サービスを開始NEWLY「SCAMERA Artwork NL-SCAN/B2」を導入し、置版・在版フィルムのデータ化が可能に。お客様の抱えるフィルム問題の解決のため、「フィルムスキャン+」サービスを開始。 | |
9月 | GP(グリーン プリンティング)認証取得環境配慮基準を満たした印刷製品に付与できるGP(グリーン プリンティング)の認証を取得。資材から工程まで、総合的に環境に配慮をした印刷物の提供が認められた。 | ![]() |
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2016年(平成28年) | 3月 | 本機校正サービスを開始し、高品質の色校正が提供可能に KOMORI 「四六半裁オフセット5色枚葉印刷機 LITHRONE S32」を導入し、印刷の生産性および品質が格段に向上。色出しの速さや処理速度の向上により、本機校正サービスを本格稼働し、最高品質の色校正が提供可能になった。 | ![]() |
/td> | 6月 | グローバル総業株式会社がグループ会社に 写真入り専門の名刺制作事業を展開していた「グローバル総業株式会社」をグループ会社に加え、名刺制作事業に参入。 | |
9月 | BCP (事業継続計画書) を策定 事業継続計画書を策定し、各災害別のフローチャートや緊急時対応などのルール化を行った。定期的な避難訓練や非常時連絡ツール「オクレンジャー」の導入など、社員が共助できる仕組みを作り活動を開始。 | ||
10月 | 環境光を考慮した可変光型色見台を独自開発 可変光型色見台を独自で考案し製造する。可変光型色見台でお客様の環境光を再現することで、色校正時の課題であった環境光(照明)の違いによる色の見え方のズレを解消した。 | ![]() |
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2017年(平成29年) | 4月 | Japan Colorマッチング認証取得「Japan Colorマッチング認証」を取得し、さらに品質の高い印刷物を提供することが可能となる。さらに、全ての工程とデバイスにおいてJapan Colorマッチング認証基準での色管理が施され、品質のさらなる向上に成功した。 | |
5月 | カレイド印刷を本格サービス化し、色の表現をより豊かにKaleido®品質対応印刷認証を取得し、広演色のしっかりとした色再現を保証するカレイド印刷が提供可能に。美術・アート系印刷物でのRGBに近い色再現で力を発揮。 | ![]() |
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6月 | 大判(A1サイズ)スキャニングサービスを開始A1サイズ対応スキャナー、NEWLY「SCAMERA-1」を導入。 大きな絵画や書道作品などの大判原稿でも高品質なスキャニングが可能になった。 | ![]() |
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7月 | 経営管理システムMIS(印刷菅太郎XI)を導入・運用開始 経営管理システム「印刷菅太郎XI」を導入。必要な情報を共有し、全社を見える化することで業務進行の効率アップを実現。 | ||
9月 | 小ロット・オンデマンドサービスを開始 コニカミノルタ「Accurio Press C2070」を導入し、A3サイズまでの印刷物に小ロット・短納期で対応可能に。 | ||
名刺総合管理サービス“名刺のGLOBAL”を開始 オリジナル名刺受発注システムを開発し、名刺総合管理ビジネスを開始。独自の簡単発注システムで、煩雑な名刺管理を簡単・スピーディに行えるサービスを展開。 | ![]() |
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10月 | コンテンツ制作サービスを本格始動 デザイン・制作室「Droom」の事業領域を拡大し、「メディアコンテンツ部」として新設。お客様の問題解決のため、印刷物だけではない様々なメディアのコンテンツ制作サービスをスタート。ホームページ制作、動画撮影・編集、ドローン空撮、電子ブック制作などを行う。 | ||
2018年(平成30年) | 4月 | フレックス制度施行 現代社会の多様な生活に合わせた働き方ができるよう、フレックス制度を導入。社員一人ひとりが業務内容・ライフスタイルに合わせた働き方の選択ができるようになった。 | |
9月 | 第17回環境優良工場表彰 奨励賞受賞 環境問題に対して優れた取り組みを行っている工場を表彰する「環境優良工場表彰」にて、奨励賞を受賞。環境優良への努力と改善が認められた。 | ||
2020年(令和2年) | 1月 | インクジェット本紙校正サービスを開始 SCREEN「Proof Jet F1100AQ」を導入し、本紙に対応した簡易校正サービスを開始。1枚から刷れる安価で品質の高いデジタルプルーフが提供可能になった。 | ![]() 〔インクジェット本紙校正〕 |
2021年(令和3年) | 3月 | フィルムセッターを増設し、製版フィルム体制を強化 フィルムセッター SCREEN「GENASET6120」を増設。失われていく製版フィルム供給に応えるため、フィルムセッターを2台体制にする。 | |
CSRワンスター認定を取得 全日本印刷工業組合連合会が策定する、CSR認定の基準を達成し認定を取得。 事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献することを目的に活動を開始。 | |||
4月 | オリジナル作品集制作サービス「Artworks工房」を開始 作品のスキャン・データ化を行い、冊子(作品集)にまとめるサービスを開始。データ化の難しい大きなサイズの作品(A1サイズ)もスキャンできる。 | ![]() |
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5月 | Proof Jet F1100AQでJapan Colorプルーフ運用認証取得 「Proof Jet F1100AQ」でJapan Colorプルーフ運用認証を取得。インクジェット本紙校正においても安心の品質を実現。 |