東京平版株式会社
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社員ブログEmployee blog

こんにちは。
師走のこの時期、皆様もお忙しい日々を送られてると思います。

「忙しい忙しい。」と言っている自分にハッとした出来事がありました。

あるカレンダーの絵を見たときのことです。

早い春のお花 いちかわさちよ作

この絵について、ご紹介したいと思います。

こちらは、ねむの木学園の子供たちが描いた絵です。
ねむの木学園とは、1968年日本で初めての肢体不自由児養護施設として宮城まりこさんが園長として設立しました。

宮城まりこさんは、戦後に歌った「ガード下の靴みがき」が大ヒットし
瑞宝小綬章受章された方です。(2012.12.5日本経済新聞夕刊引用)

このカレンダーは壁掛けカレンダーと卓上カレンダーがありますが、両方とも2012年度カレンダー展にて金賞を受賞しており、今年も本当に素敵な絵ばかりです。

 

仕事では、ないものを作り出し商品化していく作業をします。
デザインから受註の場合、まずお客様のご要望を聞き出し、それらをデザイナーに伝えます。そこで、商品の方向性がほぼ決まります。このときが、一番難しくやりがいを感じる瞬間でもあります。

人を感動させる作品に共通することは、純粋であるということではないかと、こどもたちの作品を見て感じました。

あれこれ考え過ぎると、ピュアな部分がなくなり表現の面白みに欠ける作品になるのではないかと・・・。
作品を見ながら、レイアウトのバランスが素晴らしいとか配色がどうこうとか考えている自分はまだまだ未熟だと感じました。

やはり、良い作品とは誰が見てもピュアな気持ちにさせることができるのだと思います。

是非、実際の絵を鑑賞していただければ嬉しいです!!

(今回のチケット)

12/25まで、伊藤忠青山アートスクエアにて開催しております。
入場料・カレンダーの売上はねむの木学園の活動に充てられます。

(塚本)