これで2回目の投稿になる製版課、渡辺です。
今回は製版課の機器の定期管理を少し紹介したいと思います。
人は健康診断、車は車検など定期的に検査を行い
治療や修理をする事で安定した生活が送れます。
製版課のフロアーにも様々な出力機器があり定期的に
管理を行い安定した出力物を供給しています。
今回はカラーレーザープリンターの管理を紹介します。
設置時、販売元のエンジニアの方が機械の調整をした後ターゲットに合わせる為に
プロファイルを作成し色調を合わせ込み運用を開始します。
基本的には、色のトナーは同じ、紙も同じ物を使っていれば機械の状態が変化しなければ
安定した色調でプリント出来ますが、機械の状態は日々変化していきます。
初期の色調を保つには定期的なキャリブレーション作業が必要になって来ます。
1. 最初に規定のカラーチャートを出力します。(検査)
2. 出力されたチャートを専用トレイにセットしてi1PRO2を使って1列ずつスライドし計5列を計測します。(治療)
3. 測色終了後、保存して機械に認識させてキャリブレーションは終了です。(完治)
この作業を怠ると安定した色調が維持出来ません。
東京平版では、全ての機器を定期的にメンテナンスし安定した品質を
提供しています。
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