東京平版株式会社
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オープン!

ついこの間まで桜だ花見だって騒いでいたと思ったら、もうGWも終わり。
年を追うごとに時間が経つのを早く感じますね。

こんにちは。
東京平版株式会社D-ROOMのデザイナー、藤井です。

先日、我がD-ROOMの玄関に「OPEN/CLOSE」の看板を設置しました。
デザインは僕が担当し、
制作は広島県在住の木工作家であり、僕の友人でもある松岡さんにお願いしました。


松岡さんの作品。カッコいい!

今回は看板制作の流れを写真とともにご紹介します。
モノ作りの楽しさが伝われば幸いです。

1、イメージ

歴史と文化の街、神楽坂。
「斬新なデザイン!」というよりは、少しレトロな、、、。
懐かしさがあって、安心して扉を開いてもらえるような
それでいて、なにか楽しい事が始まる予感を感じる、、、
そんな看板をイメージしました。

2、手描き~書体選び

いきなりパソコンに向かうのではなく、
まずは手描きでイメージを膨らませます。

書体見本を見ながらイメージに近い書体をさがし、

パソコン上でレイアウトします。

選んだ書体は「Rennie Macintosh」
パソコンのマッキントッシュが現れる前は、
Macintoshといえばこの人!という
スコットランドの建築家でありデザイナーさんです。
そんな彼が制作したのがこの書体です。
この方の平面作品は現代の目で見ると、レトロとモダンが共生していて、
暖かい印象とポップな力強さを併せ持っています。

3、素材、色、選び

松岡さんにデザインを見てもらった所、
特に問題はなかったので、素材や色、厚みなどの細かい部分について
電話とメールでやりとりしました。

僕自身、木工のデザインは初めてだったので、
松岡さんに質問しまくり(笑)

素材の強度や塗料の種類、接着の方法など知らない事だらけでした。
いやー、奥が深い!

途中経過の写真を送ってもらい、
それを見ながら完成を待つのは、なんとも楽しい時間です。

4、完成→発送

完成したての写真!
あとは届くのを待つだけです。
ソワソワしながら到着を待ちました。

5、設置

D-ROOMの玄関に看板を設置しました。
近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。

ささやかなものでも、自分で作ったものは愛着が沸きます。
D-ROOMでは、あなたの「つくりたい」をサポートします。