東京平版株式会社
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表現する力!!

4月もあと10日。あっという間に、5月となりますね。
ゴールデンウイークを目前とし、気分的に焦ってしまいます・・・。営業としての職業病ですかね(汗)

先日、日本橋高島屋さんにおいて、「浅田真央ちゃんの23年の軌跡展」に行ってきました。私が行った時点で、10万人突破という横断幕があり、ファン層の多さにびっくりしました。無料ということで、何度も足を運んでいる方も多くいました。今回のイベントでは、今までの衣装が全て展示されるということと、真央ちゃんの幼少時代の写真も展示されていたので、大きな話題になりました。

 (日本橋高島屋の正面玄関入口にて)

真央ちゃんの迫力ある写真と共に、衣装が展示されておりその演技のワンシーンをひとつひとつ思い出させてくれます。つい最近の、ソチオリンピックの衣装まで展示されてました。あのときの感動が、蘇ってきます。
衣装といっても、同じコンセプトの作品はひとつもなく、音楽と振り付けなどの絶妙なバランスを考え、ビーズの使いかた、生地の質感や種類、スカートの丈の長さ、色調のバランスなど素人の私が思いつくものは、これだけですが・・

そこには、丁寧且つ、深い思いの仕事がここにあると感じました。

表現するという言葉は、簡単に口に出してしまいますが、相手に伝わるということは想像以上に難しいことだと改めて考えさせられます。
私は、幼少の頃日本舞踊やピアノ、書道、華道など、習い事をしておりましたが、全ての先生に言われた言葉は『表現する力を磨きなさい』の一言。その当時、意味を理解することは難しく何がどう違うのか分からないままで終わってしまいました。

今、従事している印刷という仕事は、まさしく表現するということを常に考えなければ成り立ちません。

ないものから作り出すデザイン、色調の再現性、用紙の風合いや種類、加工など、印刷物を作り出す行程において、その部門ごとに表現する力、創造する力が必要となってきます。

まだまだ、未熟で勉強しないといけない部分がたくさんありますが、この気持ちだけは誰よりも強く持ち続けたいと思います。
幼少では、理解できなかった『表現する力』をこの仕事で、しっかりと伝えたいと思います。

(塚本)