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東京平版の朝はパンの焼ける幸せな香りに包まれます。
正面には『メゾンカイザー』、右むこう2軒先には『サンジェルマン』と、
ご近所に2軒もパン屋さんがあるんです。
両店ともいつも多くのお客さんで賑わっていて、
昼食には『サンジェルマン』、家での食事用には『メゾンカイザー』と、
私もよく利用しています。
今日お話をさせて頂くのが、会社の正面にある『メゾンカイザー』さん。
言わずと知れた、いわゆる有名ブランドパン屋さん。
ここで、私が説明するまでもありません。
最近、この『メゾンカイザー』さん、「ちょっと変わったな」って思います。
以前より、なにかとっても温かみを感じるようになったのです。
先日も乳母車を押しながらお店に入ろうとしているお客さんに対して、さっと店内から店員さんが出てきて、ドアをスッと開けてあげる。ごく当たり前の光景なのですが、そのあまりのさり気なさがとても新鮮でした。
買い物をしても、店員さんもいつも素敵な笑顔で、とても気持ちが良くなります。
オープンした頃は、美味しいブランドパン屋さんだったけれど、
いまやこの町には欠かせない『町の美味しいパン屋さん』になってきました。
ちゃんと朝から開いていて、食事パンが豊富。
しかも、とても美味しい。
お店も店員さんもとても温かで気持ちがいい。
パンって、お米と同じで毎日のように食べる物だから、毎日のように買い物をする。
だから、こういう事ってとても大切だと思うんですよね。
『メゾンカイザー』さんを見ていると、
「ウチもこんな会社になりたいな」って思います。
地に足をつけて、
きちんとした仕事をして、
お客さんにも気持ちよく感じてもらえる。
少しでもそうなれるように、頑張っていきたいと思います。
休みの朝、焼きたてのバケットを買って家まで帰る道のり、
腕に抱えられたバケットの温かさと香りに、
ちょっとした週末の贅沢を感じています。(佐々木)
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