東京平版株式会社
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「活きる字」を読む

夏本番の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
東京平版デザイナーの藤井です。

皆さんは夏といえば何を思い浮かべますか?
海、山、花火、浴衣、レジャー、キャンプ、プール、スイカ、、、

様々ありますが、夏の暑さが苦手な私にとっては、
涼しい場所でコーヒーを飲みながら読書に勤しむが夏の好きな過ごし方です。
また、子供の頃の読書感想文の名残か、夏になるとなぜか活字が恋しくなるのです。

そんな訳で、今回は私がいま読んでいる本を紹介します。


「先読み広報術」 長岡史宏 著

先日、弊社のお客様が上梓されました。

著者の長沼さんは広報のお仕事をしている方で、

自身の主宰する勉強会で講師を勤めるなど、

「広報の仕事の重要性や効果的な発信方法」を伝えています。

個人レベルで情報発信ができる今日この頃ですが、

メディアが欲する情報の発信方法などを分かりやすく解説しています。

長沼さんご本人の人柄が伺える、安定したリズムの文体も読んでいて心地良いです。

私は広報担当ではありませんが「情報を効果的に伝達する」事はデザインと通じる部分が多いので

とても勉強になっています。

 

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」 ジュリア・キャメロン 著

今年の頭から読み始めて、読み終わるのが惜しくなり、

途中で止めている本です。

この本は出版25周年の記念本で、ロングセラーな一冊です。

「人はみな創造的な生き物」をテーマに書かれた本書は

創造性回復のための12週間を共に過ごすための指南書となっています。

僕は仕事柄、常にクリエイティブを意識しているつもりでしたが、

この本ではもっと根源的な、本能としてのクリエイティブについても書かれていて、

私にとって、目から鱗の一冊、出会えてよかった一冊と言えます。

 

「スパイスの黄金比率で作る はじめての本格カレー」
渡辺 玲 著

行きつけのカレー屋さんのマスターに薦めてもらった一冊です。

以前からこのブログを読んでいる方はご存知かもしれませんが、

私は大のカレー好きです。

カレーのレシピ本を買ったら、載っているメニューは全て作ってみるという

コロナ禍から始めた趣味が3冊目に突入しました。

パラパラめくっただけでも「こんなシンプルなスパイスだけでカレーになるの?」

と言った驚きや発見があり、早く作りたくてウズウズしています。

 

いかがでしたでしょうか。

電子の書籍も便利で良いですが、

何度も開いたり、角を折ったり、書き込んだりして、

本の内容を自分のものにした時、

本当の読書が出来たと、そう感じます。