東京平版株式会社
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フォトショップの新機能
「生成塗りつぶし」を検証!

こんにちは、製版課の堅持です。

今回は、最新フォトショップ(Beta版)に入っている、話題の生成 AI、
「生成塗りつぶし」についての情報になります。
新機能「生成塗りつぶし」を使えば、テキストを入力して指示するだけで、
AIが画像にないものを足したり、背景を拡張したり、置き換えたりして、
まったく新しい画像を作ることができます。

新機能「生成塗りつぶし」を使うには、ベータ版アプリから
最新のフォトショップをインストールする必要があります。
(検証したのは、24.7.0リリースです)

 


オリジナルの写真から、ヤギを投げ縄ツールで囲み選択します。

 


まずは、コメントを入力しないで[生成ボタン]を押してみます。
ヤギがキレイに違和感なく消えてなくなりました。

 


結果は、生成レイヤーとして新規に作成されます。

 


コメントに「dog」と入力して生成してみました。
(今のところコメントは英語のみに対応のようです)

 


バリエーションとして自動的に3種作成され選べるようになっています。

 


バリエーション2

 


バリエーション3

 


次は、「pretty cat 」と入力して生成しました。

 


真ん中の猫が良いかな。

 


今度は、人物写真で生成してみます。

 


コメントを入力しないで、生成して消去してみます。

 


コメントに「pretty woman」と入力して生成。1

 


コメントに「pretty woman」と入力して生成。2

 


コメントに「pretty woman」と入力して生成。3

 


コメントに「old man」と入力して生成。1

 


コメントに「old man」と入力して生成。2

 


コメントに「old man」と入力して生成。3

 

いかがでしょうか、割と違和感なく合成されていることに感心させられます。

AI、恐るべしですね。

今回の検証で、気付いたのですが、動物の写真はあまり崩れることが無いようなのですが、
人物の写真は顔が判らないくらい加工が施されているようです。

 


人物の顔部分を拡大1

 


人物の顔部分を拡大2

 

ご覧のように、かなり不自然な加工が施され本人の特定が出来なくなっています。
製品版がリリースされたときには、どうなっているのでしょうか?

以上が、フォトショップの新機能「生成塗りつぶし」についての情報になります。
今後の進化に期待がもてますね!

 

Adobe公式リンク

生成塗りつぶしで Photoshop の未来を体験