こんにちは、製版課の堅持です。
今回は、弊社で運用を開始したデジタル印刷機KM-1eでの広色域RGB印刷をご紹介します。
一般の印刷物では、シアン、マゼンタ、イエローとブラックを使った
CMYKで作られたデータを使って印刷することが一般的ですが、
CMYKに比べてより広色域な、レッド、グリーン、ブルーを使った
RGBで作られたデータを使って印刷するのがRGB印刷となります。
そんな案件を可能にしてくれるのが、
デジタル印刷機KM-1eの濁りのない広色域CMYKインキです。

グラフが示すように、ジャパンカラーの色域に対して
大きくはみ出した色域があることがわかります。
実際のADOBE RGBで作られたデータで比較してみます。















ご覧のように、かなり広い色域が再現されているのがわかると思います。
色域が通常印刷より広いのは解ったけど、絵柄により向き不向きがあるんじゃないの?
そんなこともあり、モニター上で仕上がりが確認できる、
KM-1eのRGB印刷用のICCプロファイルを作成しました。
ご興味があれば下記へご依頼下さい。
KM-1e RGB印刷 プロファイル作成チャートアプリケーションの校正機能を使って、
仕上がり具合をシミュレーション出来ます。


実際の印刷を行わなくても、仕上がりを想定できるのでお役に立てるのではと思います。
KM-1eを使ったRGB印刷をやってみたい、データの作り方が分からない等、
なにか疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
広色域RGB印刷のご依頼お待ちしております!
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