まだ、秋の気配を感じることは少ないですが、夜になり虫の音を聞いていると季節はもう秋だなと感じます。読書の秋の始まりです。 営業部小林です。
先日、社会派ブロガーちきりんさんが『未来の働き方を考えよう』の発売記念講演をおこないました。今回のブログは、その本や講演に関して感じたことを書いてみたいと思います。
インターネットの出現により、ここ数年今までの社会とはずいぶん変わった社会になって行っているように感じます。この本の中でも現在の世界の状況を「18世紀から19世紀に起こった産業革命に匹敵する根本的な社会の変化だと考える人もいます。」と書いてあります。
これから、どんどん世の中が変わる中で、人々の働き方も変わっていかざるを得ないと感じます。
毎日働く中で現状に流されてしまい、日々を目先のことをこなす事だけに囚われてしまいがちですが、そんな時にこの本を読み少しずつですが、自分が考える働き方を良い方向に近づけたいと思いました。
この本では、３つの革命的変化として…大組織から個人へ（IT革命）、先進国から新興国へ（グローバリゼーション）、ストックからフローへ（人生の長期化）という事が書かれています。
どれもなるほどと思う事ばかりです。読み終えた後も、いろいろな事を考えるきっかけを与えてくれます。
そして、ちきりんさんのブログを見ていたらこの本の発売記念講演をおこなう事が載っていました。
この本を読んだ影響かどうか分かりませんが、思い立ったら「今」やろうという気持ちですぐにチケットを購入しました。
講演会場は20代、30代の人たちが半数以上を占め、座席もすべて埋め尽くされていました。
講演を聴いて思った事は、やはり本を読むだけではわからないニュアンスが、実際にちきりんさんの話を聴くことによって分かったような気がしました。音楽などもそうですが、ライブにおける情報量はとても大きなものがあります。
講演が終わった後の質疑応答では、質問する人もすごいと思いましたが、それに答えるちきりんさんのクレバーさには感心しました。
本を読み、講演を聴いて感じたことは、とにかく自分で考えることを始めなければ未来は開けないし、楽しい人生を送ることは難しい事のように思います。そして、いろいろな事を学びインプットしたら、必ずアウトプットをおこなわなければ、本当の自分の考えが整理できないという事です。
これから先、まだ何十年も働き続けますがこの本に書かれている事を参考にしながら、一生懸命楽しく仕事を続けていきたいと思います。（小林）
「Chikirinの日記」 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
