
今回は都内とは思えない山間部を走る
JR青梅線の『青梅』より先『奥多摩』までをご紹介します。
青梅線は『立川』(東京都立川市)から『奥多摩』(東京都奥多摩町)を結ぶ
37.2Kmの電化路線です。
『立川』〜『青梅』間は中央快速線との直通車も多く走る通勤・通学路線で、
E233系10両編成車が基本となる輸送量の大きい路線となっています。
一転して『青梅』〜『奥多摩』間は急激に輸送量が少なくなり、
E233系の4両編成が基本で『青梅』で
完全に運行が別れるローカル色豊かで(東京アドベンチャーライン)
のサブネームを持つ楽しい路線になります。
それでは『青梅』から進んでいきましょう。




ここから先は無人駅になります。
構内のすぐ先はトンネルになります。



駅のすぐ前には青梅街道が通り、
近くには梅の名所(吉野梅郷)があります。



鄙びた感じが落ち着く静かな駅です。



『石神前』と比べると無機質な感じがします。



珍しい(トレッスル橋)を渡ります。




ハイカーが目立つようになりました。
また、鉄道ファンには有名な(軍畑の鉄橋)が
駅のすぐそばに有ります。
深い谷に鉄製の橋脚を立てた
珍しい形態の鉄橋です。


跨線橋の屋根が寺院の塔のような
珍しい形になっています。
この近所には都内では数少ない
酒蔵(澤乃井酒造)があります。


ここは(御岳山)へのベース地で、
バスとケーブルカーで山頂を目指す
観光客で賑わいます。
また(玉堂美術館)も近くにあります。




だんだんと多摩川が削った谷が深くなり、青梅街道の山側の高い所に線路が敷かれています。
駅前にはこんな看板が
ありました。

『川井』〜「古里』間
『川井』のホームを出ると大きなコンクリート
アーチ橋を渡ります。




山のコテージ風の駅舎です。
待合室にツバメの巣がありました。
金色のモール?が使われているおしゃれな巣です。







ここもシックな落ち着きのある駅舎です。
駅前にはハイカーの姿が見えます。

画像は10月下旬に撮影したものです。
もう少し経っていれば紅葉が見事でしょう。





駅舎が物置位の大きさしかなく、ホームに白いドームのような待合室があります。駅前広場も無く、
踏切が有るだけの本当に小さな駅です。
ホームの端はもうトンネルです。





ロッジ風のシックな作りの駅舎です。
駅舎内には更衣室なども備えられ設備は
整っています。
駅前には更に山奥へと向かう
バスのターミナルが有ります。
周辺には土産物や食事処の店もあり
観光地の雰囲気です。
新宿から約90分で到着できる、
都内とは思われない山気分を味わえる奥多摩地区。
休みにふらっと訪れてみるのはいかがでしょうか。
それではまたお会いできる時までお元気で!