東京平版のBLOG

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60年の歳月(活版印刷機)

こんにちは。

すっかり鍋の季節ですね。昨日はキムチ鍋でした。

東京平版Dルーム、デザイナー藤井です。

 

先日の日曜日、東京は亀有に行ってきました。

そのわけは、もちろんこの人!

両津勘吉大先生!

 

 

 

実は僕はこち亀の大ファンで、聖地巡礼に訪れた次第です。

というには冗談で、本当はある古い機械をレストアしているお店に行ってきました。

それは

テキン !


 

 

昭和23年から製造・販売された手動式の平圧印刷機、所謂活版印刷に使う印刷機です。

写真のものは昭和30年代のもので、

この機械でB5サイズまで印刷できます。

本体の左にあるレバーを下げると、

本体中央にあるローラー(写真にはついていません)が上下運動を行い、

上部の円盤でインクを練り、

本体中央についている金属の枠内に設置した版にインクをつけ、

本体手前にセットした用紙に印字する。

株式会社永井機械製作所の「NA-2型美濃半裁フート印刷機」は

戦後の復興期に活躍した名機なのです(←マニアック)

 

オフセット印刷機が登場してからは、次々に廃棄処分され

15000台作られたこの機械も、現存するものは僅かというのが現状です。

 

ただ、10年程前から活版印刷がその独特の風合いや応用範囲の広さから再注目を浴びていて、

活版印刷のワークショップや、おしゃれな文具を扱うお店で体験印刷が出来たりと、

人気を博しています。

 

商品が生まれるサイクルが速度を増す現代ですが、

同時に人の匂いが残るモノづくりが注目を浴びています。

 

アナログとデジタルの両方を知る私たちの世代が、

本当に良いものを次の世代に繋いで行きたいですね。

 

藤井

 

 

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