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綺麗な印刷物を創るために

こんにちは、製版課の堅持です

 

今回は、『綺麗な印刷物を創るには』というタイトルですが

印刷機のCTP版と印刷物をマイクロスコープで比較した

インキの着肉についての投稿になります。

 

下記は、通常印刷175線で使用される

マゼンタ(紅)のCTP版と印刷物を250倍に拡大した時の比較画像です。

 

  CTP版 25% (網点を250%拡大表示)

  印刷物25% (網点を250%拡大表示)

 

  CTP版 50% (網点を250%拡大表示)

  印刷物50% (網点を250%拡大表示)


 

  CTP版75% (網点を250%拡大表示)

  印刷物75% (網点を250%拡大表示)

 

こうして、肉眼では、見ることが出来ない網点も250倍に拡大すると詳細が明らかになり

印刷トラブルの早期の発見につながります。

(ダブり、スラー、機械仕立て、湿し水の状態など)

 

 

マイクロスコープを使った検証結果から

網点の形状がCTP版と印刷物が近くコントラストが強く再現されるほど

シャープで綺麗な印刷物になる事が分かってきました。

 

 

印刷って奥が深く難しい世界ですね。

 

 

私たち東京平版では、

美しい印刷物を作り続けるために製版・印刷技術を理論と物理的側⾯からアプローチし

美しい印刷物を安定した運⽤にて製品化できるように努めています。

 

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