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過去データ改変の注意点

こんにちは、製版課の渡辺です

6月中旬、関東も梅雨入りしジメジメとした日々が続いています。

そんな中、最近は新型コロナウイルスの影響で家でテレビを見る機会が多くなりました

テレビ業界も影響が大きく、4月スタートの新ドラマの撮影も

遅れ、各局が昔のドラマの再放送を行っています。

当時を思い起こしながら楽しく視聴している日々です。

 

最近ですが、弊社でも古い製版データを下さい、と言う依頼が多くなった様に感じます

主に、音楽ジャケットや、映像のジャッケット、書籍のデータが多いかんじです。

ただし、過去のデータなのでQuarkXprss3.3_4.5 やIllustrator8など、とても古いアプリを使っていることが多いです。うーん懐かしい…

 

 

 

過去のデータを最新のソフトで開いて見ると、

必ずといっていいですがFONTに対してアラートが表示されます。

 

 

 

過去のFONTは OCFフォント や CIDフォント が使われていて、現在は OTFフォント が

主流となります。文字単体としての見た感じはほとんど変わりませんが、微妙な細部の違いや詰め情報が変わっています。

この詰め情報がやっかいで、文章だと文字送りが変わる場合もあり、注意が必要です。

 

読みやすい文字間や文字切りなど、制作者の思いができるだけ変わらないよう、

弊社では過去の環境下(アプリとFONT)で訂正作業をした後、

文字のアウトライン化をして最新のソフトで製版作業を進めています。

 

使っているパソコンは何十年も前の物なので、いつまで作業できるか分かりませんが、

少しでも長く使える様大事に使って行きたいと思います。

新しい環境に対応しつつ、古い環境も生かすことができる、

製版のプロフェッショナル 東京平版 をよろしくお願いします!

 

 

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