東京平版株式会社
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DEAN&DELUCA六本木 器展

だんだんと秋も深まり、食欲の秋・読書の秋・行楽の秋になってきました。
週末に、家で“ホット”一息つくのがうれしくなるような季節です。

 

今回は、お客様でもあります「DEAN&DELUCA六本木」において開かれています、豊穣の秋に日々の食卓を彩る「うつわ」をあつめた展示・即売会をご紹介いたします。
場所は、六本木ミッドタウン地下のDEAN&DELUCAの店舗で、10月10日から11月7日までおこなわれています。
東京平版では、DMの印刷をお手伝いさせていただきました。

15人の作り手による、「はたらく器、おいしい皿」展を見に行き、あらためて、こだわりの品には、本当に深い味わいがあり、美しいなと感じました。

タイトルになっている、「はたらく器、おいしい皿」について、最初はあまり深く考えませんでしたが、これは、まさに、私たちが毎日食事をする時には、必ず器や皿を使います。お気に入りの器や皿に入れた食べ物は、なんだか気分を楽しくさせてくれ、食べ物がより一層おいしく感じられるものです。
まいにち毎日、食べ物をその中に入れ、食べる人に幸せな気持ちにさせてくれる器や皿は、本当に良く、はたらいてくれています。そして、おいしくしてくれます。

モノとは、人に使われてこそ本来の仕事を果たし、さらに使っている人の気持ちを幸せにしてくれるのです。

 

印刷物も、同じじゃないかと考えています。辞書などは、使い込めば使い込むほど、いろいろな意味や使い方が記憶に刻まれ、手になじんでさらに使いやすくなります。
小説や絵本などは、読者を想像の世界に誘い楽しい気持ちや時には、考え込んでしまい何日も頭から消えないことがあります。でも、ある日すっと解る時が来ます。
一生懸命私たちの為に、はたらいてくれています。
思いを込めて作ったモノには、それを受け取った人に、きっと何か伝わるものがあるはずです。
印刷会社は、その何かを伝える、手伝いをすることが一つの使命なのかもしれません。
今回の器展で、私にとってのお気に入りの「うつわ」を探してみたいと思います。

皆様もぜひ、はたらきものの『うつわ』を探してみてはいかがでしょうか。

(小林)