こんにちは、製版課の堅持です。
今回は、昨日に開催されたAppleのイベント
「WWDC 2022」についての最新情報です。
WWDCとは、「World Wide Developers Conference」の頭文字をとったもの。アップルがmacOSやiOSの開発者向けに毎年開催しているイベント(世界開発者会議)のことです。
秋にリリース予定の最新のOSが発表されました。
また、最新のM2チップ搭載のMacBook AirとMacBook Proの発表もありました。
従来のM1チップから、GPU性能などが向上してます。インテルチップからアップルシリコンチップへの移行を発表してから2年が経ち、インテルチップを採用しているのはmacProのみになりました。
macOS Venturaが発表されました。Appleは2013年にリリースしたOS X 10.9 Mavericksから、OS X/macOSのコードネームにカリフォルニア州の地名を用いていますが、macOS 13のコードネーム「Ventura (ベンチュラ)」も同じく、オックスナード平原という大きな海岸平原がある米カリフォルニア州のベンチュラ郡から取ったそうです。
Venturaでは新機能「ステージマネージャ」が加わり。作業中のウインドウは中央に表示され、他の開いているウインドウは左側に小さく表示されるため、タスクを素早く切り替えられます。
同じ機能は新しいipadOSにも加えられます。
iPhoneのカメラをWebカメラとして利用できる新しい「Continuity Camera」機能も追加されました。
「システム環境設定」はiphoneでお馴染みのインターフェイスに変更されています。
macOS 13 Venturaでもシステム要件をアップデートし、2017年より前に発売されたMacBookシリーズや、Mac mini, iMac, Mac Pro (Late 2013)でさえmacOS 13 Venturaへアップグレードできなくなっているので、ユーザーの方は注意してください。
次世代の「Apple CarPlay」の一部を公開しました。搭載する自動車は2023年後半に発表されます。CarPlayのユーザーインターフェイスからラジオの操作やエアコンの調整などもできるようになり「クルマとiPhoneのいいとこ取り」。さらに、iPhone用のウィジェットが車載ディスプレイで利用できるようになるほか、プライバシーに配慮したかたちで自動車側のシステムと連携して速度やエンジン回転数、燃料計などの表示もCarPlayで動作させるということです。素晴らしいですね。
日本メーカーからは日産とホンダが参加しており、次世代CarPlay対応車種は2023年後半にも発表される見込みです。
アップルはやはり凄いですね!
なによりアップルのソフトウエアーインターフェイスはとても使いやすく、デザインも優れているのでより魅力的に見えます。特に次世代の「Apple CarPlay」のインターフェイスには大きな刺激を受けました。
以上、「WWDC 2022」の最新情報をまとめてみました。
リリースが待ち遠しいですね!