東京平版株式会社
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ネガフィルムのデジタル化

こんにちは、製版課の堅持です。

今回はAdobe Photoshopを使った「ネガフィルムのデジタル化」についてご紹介します。

 

最近は、デジタルカメラが主流になり、あまり見かけなくなりましたが
カメラにフィルムを入れて写真を撮っていた時代に一般に広く浸透していたのが、
ネガカラーフィルムになります。
(フジフィルムの「写るんです」もネガから写真現像していました)

 

しかし、このネガカラーフィルムというのが曲者で、
フィルムのままでは、何が写っているのか解らないという問題がありました。
透過原稿が取れるスキャナーが必要となりますが、
早速ネガフィルムをスキャニングします。

上の写真がスキャナーから取り込まれたままの画像です。
この状態では花が写っているのは解かりますが、
どんな色で撮られているのかまでは解かりませんね。

 

そこで、写真の階調を反転してみました。
色調は、普通の色っぽくは、なりましたがなんかだかぼんやりしたイメージです。

 

ではどうしたら、撮影時の状態が再現できるのでしょうか?
答えは、オレンジ色のフィルムベースの色を引き算して階調反転、となります。
フォトショップのスポイトツールで、オレンジ色のフィルムベースの色を選択します。

 

そして、新規レイヤーで塗りつぶし、レイヤーの描画モードを除算にします。

 

オレンジ色のフィルムベースの色が抜けて、上のような画像になりました。

 

そして次に、新規トーンカーブレイヤーを作成します。

 

ここから、下図の様に、階調を反転します。

 

チャンネルRGBの状態で入力255を出力0、
入力0を出力255として下さい。

 

これらの、処理を加えると上のような画像が再現されました。
如何でしょうか? ほぼ元の花のカラーイメージに近いものになりました。

 

こういった流れで、ネガカラーの処理を行っていきます。
ここからさらに細かな調整を経て、デジタル化が完了します。

 

ということで、弊社スキャニングサービスのご紹介です。
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弊社では最新鋭高速スキャナーにより大量のデータ化が可能です。
また面倒な階調反転処理や退色補正、色見本合わせなども
追加オプションにて対応しております。

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