東京平版株式会社
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Berenice Abbott 出会い=きっかけ

こんにちは、営業部の小林です。
今回は、“きっかけ”=出会いについて思っていることを書いてみます。

誰もがいろいろな出会いをし、その中で特に興味を惹かれたものがきっかけで、人生の進路が変わったり、それ以降の毎日が楽しくなったり、あるいは反対の事になったりします。
思えば、私がこの印刷業界で働いているのも写真に興味を持ったからかもしれません。
きっかけは、ベレニス・アボットという人の写真展を見に行き、何とも言えぬ感動を得たからです。当時、高校生だった私には初めて見るオリジナルプリントの美しさや、その緻密さに驚きを隠せませんでした。

翌日には、もうカメラを買いたくて新宿でカタログを集めたり、カメラ雑誌を買ってどの機種が一番良いのかを考えたりしてました。写真展を見に行ってから、一か月もしないうちにカメラを買い、毎日スナップ写真を撮り歩いていました。

その後、好きなフォトグラファーの写真集を買ったり、写真展を見に行ったりほとんど毎日が写真優先の生活でした。今も綺麗な写真を見ると、目が離せなくなります。

今まで、いろいろな事に興味を持ったり始めたりしていますが、そのほとんどに“きっかけ”があります。“きっかけ”は、たくさんの出会いがなければ生まれません。
今、この仕事を続けていてもたくさんの出会いがあり、何かを始める“きっかけ”を与えてくれた人や、物があります。
印刷会社の営業としてクリエイターの方々に会うことは、とても大きな刺激になります。

この出会いを“きっかけ”に、印刷物に関するコンシェルジュのような存在になっていきたいと考えています。すぐれた才能に対して、少しでもお手伝いができるのだと思うとわくわくした気持ちになります。

こうして、楽しく仕事をさせてもらえる“きっかけ”を作っていただいたお客様には、本当に感謝しています。
そういえば、ロバート・キャパ展が横浜美術館で開催されているので、見に行こうと思います。ゲルダ・タローの作品も展示されているそうです。(小林)