今回は、10月20日にアップデートしたAdobe Photoshop CC 2018についての投稿になります。
今回のアップデートをAdobeではクリエイティブクラウドの「全方位アップデート!」と銘打っています。
それだけに今回のアップデートでは、大きな変化と進歩がありました。
皆さんの中にも、使い始めている人もいるのではないでしょうか?
最初に気付くのが、アプリケーションの最後に付いていた年号の部分が取れ「Adobe Photoshop CC」のみの表記になったということです。(写真参照_クリックで拡大)
実際に使って見て気に入った新機能を紹介します。
まずは「パス」についてです。
写真を扱う上で切り抜きは大切な作業です。しかし、今までの「パス」の表示では写真の背景色により境界線が背景に馴染んでとても見えづらい時がありました。
CC2018では「パス」の表示色と線幅を作業中に変えることが出来るようになりました。(写真参照_クリックで拡大)
この変更により、切り抜き作業をする時にとても見やすくなりました。
また、「曲線ツール」が新規に追加されベジェ曲線を使わない曲線が描けるようになりました。(写真参照_クリックで拡大)
つぎは「ブラシツール」についてです。
プリプレスの現場では色調補正の際など、クイックマスク等でフリーハンドでマスク作成をすることがよくあるのですがCC2018からフリーハンドの描画作業で滑らかな線が描けるように「滑らかさ」という項目が追加になりました。手ぶれ補正(スムージング)をしてくれるということです。(写真参照_クリックで拡大)
そして、人工知能(AI)「Adobe Sensei(アドビ先生)」の進歩です。
Adobeの人工知能(AI)プログラム「Adobe Sensei」ですが、バージョンが新しくなるたびにその機能に驚かされます。
今回も「コンテンツに応じた修正プログラム」などプロの現場で使える人工知能(AI)による自動化処理機能の進化をとても感じます。
1ヶ月間使ってみて感想は、今まで使ってきた中で一番使いやすく、賢いPhotoshopになったと感じました。
この他にも幾つかの新機能が2018バージョンで追加になっています。CC(クリエイティブクラウド)全体を見ても大きな変革があったバージョンアップだと思います。
最新のAdobe Photoshop CC 2018。
まだ、お試しで無い方はぜひ使ってみてください。
とても良いですよ!お薦めします!(堅持)