こんにちは、製版課の堅持です。
今回は、最新の Adobe Creative Cloud 2022 の対応状況についてのご紹介です。
リリースから一ヶ月が過ぎ、弊社でもテスト、検証作業をしてまいりましたが
特に問題は起きておりません。
まだ Adobe Creative Cloud 2022 で作成された入稿が少なく、
お客様のデータでの検証実績が少ないのが実際のところですが、
そろそろ移行を検討されても良いと思われます。
そして、Adobe Creative Cloud 2022に移行するにあたって、
覚えておくとスムーズに移行でき、
かつ仕事が捗る設定がありますので、2点ご紹介させていただきます。
◎1つ目 Adobe Creative Cloud Ps Ai id 共通
アプリケーションフレームを イキ にしてください。
こうすることで、閉じた非表示パネルが開かなくなるバグから開放されます。
普段アプリケーションフレームを イキ にしていない場合でも一時的に変更してあげれば、
この問題から開放されます。
◎2つ目 Adobe Creative Cloud Ps
環境設定で、従来の別名で保存を有効にチェックを入れてください。
これは、前回の2021年リリースからの仕様変更により、
jpegからレイヤーを追加したpsdなどに保存し直す時になどに従来のようにメニューが表示されず、
追加された「コピーを保存」ボタンを押さなくてはならなくなりました。
この仕様変更は過去のバージョンから使用しているPhotoshopユーザーには、とても戸惑う仕様変更です。
従来の別名で保存を有効にチェックをいれれば今まで通りにメニュー表示されます。
以上が、仕事が捗る設定になります。
すでに気づいていて変更済みの方もいらっしゃるとは思いますが、これらの設定変更は、
ほんの少しの時間短縮にしかなりませんが、この少しの時間短縮を積み重ねていくと
大きな時間の節約につながります。変更済で無い方には設定変更を強くお勧めします。
またAdobe Creative Cloud 2022だけに限らないのですが、
データ入稿の際は、作られたOSとアプリケーションのバージョンの仕様書、
最終カンプと確認用PDFの添付をしていただけると、
弊社で最終出力チェックが出来てトラブルを未然に防ぐことが出来るのでお願いしたいです。
それと、もう一つ、最終データをパッケージして入稿されますと、
不足画像や不足フォントがあるために、出力不可になるトラブルから解放されるので、
併せてご協力をお願いします。
今回の内容で何か不明な点がありましたら、弊社担当営業までご連絡ください。
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