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青梅線(青梅〜奥多摩) 🚃鉄道の旅 from 東京平版 2020-11-30 みなさんお元気ですか? 鉄道担当の久保です。今回は都内とは思えない山間部を走るJR青梅線の『青梅』より先『奥多摩』までをご紹介します。青梅線は『立川』(東京都立川市)から『奥多摩』(東京都奥多摩町)を結ぶ37.2Kmの電化路線です。『立川』〜『青梅』間は中央快速線との直通車も多く走る通勤・通学路線で、E233系10両編成車が基本となる輸送量の大きい路線となっています。一転して『青梅』〜『奥多摩』間は急激に輸送量が少なくなり、E233系の4両編成が基本で『青梅』で完全に運行が別れるローカル色豊かで(東京アドベンチャーライン)のサブネームを持つ楽しい路線になります。それでは『青梅』から進んでいきましょう。 青梅線の中心、青梅駅です。ここから先は単線で都内とは思えない風景の中を走ります。 『青梅』から一つ目の『宮ノ平』です。ここから先は無人駅になります。構内のすぐ先はトンネルになります。 二つ目『日向和田』です。ひなたわだと読みます。駅のすぐ前には青梅街道が通り、近くには梅の名所(吉野梅郷)があります。 三つ目『石神前』です。鄙びた感じが落ち着く静かな駅です。 四つ目『二股尾』です。『石神前』と比べると無機質な感じがします。 『二俣尾』〜『軍畑』間 珍しい(トレッスル橋)を渡ります。 五つ目『軍畑』いくさばた と読みます。ハイカーが目立つようになりました。また、鉄道ファンには有名な(軍畑の鉄橋)が駅のすぐそばに有ります。深い谷に鉄製の橋脚を立てた珍しい形態の鉄橋です。 六つ目『沢井』です。跨線橋の屋根が寺院の塔のような珍しい形になっています。この近所には都内では数少ない酒蔵(澤乃井酒造)があります。 7つ目『御嶽』です。ここは(御岳山)へのベース地で、バスとケーブルカーで山頂を目指す観光客で賑わいます。また(玉堂美術館)も近くにあります。 八つ目『川井』です。だんだんと多摩川が削った谷が深くなり、青梅街道の山側の高い所に線路が敷かれています。駅前にはこんな看板がありました。 『川井』〜「古里』間『川井』のホームを出ると大きなコンクリートアーチ橋を渡ります。 九つ目『古里』です。こり と読みます。山のコテージ風の駅舎です。待合室にツバメの巣がありました。金色のモール?が使われているおしゃれな巣です。 『古里』〜『鳩ノ巣』間 10個目『鳩ノ巣』です。ここもシックな落ち着きのある駅舎です。駅前にはハイカーの姿が見えます。 『鳩ノ巣』付近からの車窓。画像は10月下旬に撮影したものです。もう少し経っていれば紅葉が見事でしょう。 『白丸』直近の踏切で撮影。 11番目終点一つ手前の『白丸』です。駅舎が物置位の大きさしかなく、ホームに白いドームのような待合室があります。駅前広場も無く、踏切が有るだけの本当に小さな駅です。ホームの端はもうトンネルです。 終点『奥多摩』です。ロッジ風のシックな作りの駅舎です。駅舎内には更衣室なども備えられ設備は整っています。駅前には更に山奥へと向かうバスのターミナルが有ります。周辺には土産物や食事処の店もあり観光地の雰囲気です。新宿から約90分で到着できる、都内とは思われない山気分を味わえる奥多摩地区。休みにふらっと訪れてみるのはいかがでしょうか。それではまたお会いできる時までお元気で! « 漫画の聖地『トキワ… とらわれない美術館… » 同じテーマの記事 空を走る電車(湘南モノレール)2020.11.30 🚃鉄道の旅 from 東京平版