営業部の石川です。
こんな事ありませんか?
「オリジナル色と同じように見えるよう色を合わせてください。」
100%合わせるのは難しいです。
人間の目では異なった最小の色違いを見分ける事が厳しく、
比べて微妙な色の違いを判断できないです。
最近の事ですが、墨1色に対して3色掛合わせグレーが
出来るだけ近いバランスになるような確認作業をしました。
複数の目で、どれが最も近いか検証をしましたが、
見る人、環境によって意見が違ってきます。
そんな時にこのような方法があります。
人が感じる見た目の違いや違和感を機器で数値化して判断の基準にできます。
今回はコニカミノルタのFD-5という分光濃度計を使用してみました。
2種のグレーの微妙な色の差を数値化できるのです。
(少し高価な機器なので一般的ではないですが、
印刷会社であれば社内に数台常備はあります。)
この数値Δ0.45は「きわめてわずかに異なる」というレベルの数値です。
こんな感じで判断材料にするのも一つの方法です。
応用していけば、微妙なところの判断目安になると思います。
最後は見た目ですけどね…
ジャパンカラーの標準印刷認証、プルーフ運用認証の所得工場なので、
色調整と数値での品質管理は日常業務でしっかりおこなっています。
是非、当社にお任せ下さい
(石川)
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