東京平版株式会社
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締まりのあるモノクロ画像の作り方(WEB用)

今はどのご家庭にもデジタルカメラの一台や二台はある時代になっております。
また携帯電話のデジカメ機能もコンパクトデジカメ並みになって来ており、
写真を撮る機会も増えていると思います。
撮影は通常カラーデータになっていますが、
たまにモノクロにしたいな~と思うことがありませんか?

《カラー画像》
$東京平版のブログ-元のカラー画像

Adobe Photohop を使用して、画像の色補正は様々行うことができますが、
モノクロにするときは、だいたいが
「イメージ」>「モード」>「グレースケール」
を選択して、モノクロ画像をつくることになります。
しかし、これですとPhotoshop側が自動的に均一な階調として
画像をモノクロに変換してしまうので、
“しまり”のない、平面的な画像として変換されてしまいます。

《白黒メニュー変換》
$東京平版のブログ-グレースケール画像

そこで今回はもう一つ、
おすすめのモノクロ画像を作成する方法をご紹介致します。
$東京平版のブログ-白黒メニュー
まず元になるカラー画像を
Photoshopで開き、
「イメージ」>「色調補正」>「白黒」
を選択します。
すると下のような画面が表示されます。

$東京平版のブログ-白黒補正画面

これは、カラー画像の色の成分毎に、
モノクロ変換してくれるツールで、
例えば「赤」なら、画像の赤い部分だけをモノクロ画像として
白に近くしたり(明るく)、
黒に近くしたり(暗く)と、
スライダーを使用して変更することができ、
しかも変化をその場で確認しながら調整することができます。
あまりやりすぎると不自然になってしまいますが、画面を見ながらの調整ですので、
自分で良いと思える形に調整してみてください。

《グレースケール変換》
$東京平版のブログ-白黒補正画面

あとはブログなどで乗せる場合は、画像を少しシャープに調整すると、写真がくっきりとして見栄えがよくなります。

$東京平版のブログ-シャープネス1
「フィルタ」>「シャープ」>「アンシャープマスク」

$東京平版のブログ-シャープネス2

設定はWEB用ですとサイズが小さいので、
あまり強くかけ過ぎないように
注意してください。
※印刷用であれば少し強めくらいの方が
くっきりとよい仕上がりになります。

《完成:白黒メニュー変換 シャープネス》
$東京平版のブログ-白黒 + シャープネス

いかがでしょうか?
小さい画像としても、元のものから
格段に良い印象の写真になったのではないかと思います。
この場で、今後もさまざまなTipsを紹介していければと思います。

D-ROOM 福原