東京平版株式会社
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神楽坂とフランス

寒さが本格化したように感じる今日この頃、皆様お風邪などひいていませんか?

僕は、三食の自炊と、適度な運動、外出後のうがい手洗いで予防しています。
Dルーム、デザイナーの藤井です。

唐突ですが、皆さんは神楽坂にフランス料理のお店が何軒あるかご存知ですか?

その数、なんと40軒!(2014年1月現在)

それほど広くない神楽坂エリアに、なぜこれほどのフランス料理店があるのか?

フランス料理のお店が多いことは、それだけ需要があるということ。
それは神楽坂界隈でフランス人が多く生活してきたという事のようです。
それはなぜか? それにはいくつかの理由があるようです。

■フランス国営の語学学校「東京日仏学院」が神楽坂にあること。
(現在は「アンスティチュ・フランセ東京」に名称を変更)

■フランス人子女が通う学校「リセ・フランコ・ジャポネ・ド・東京」が市ヶ谷にあったこと。
(現在は「東京国際フランス学園」に名称を変え、北区に移転)

■飯田橋に「白百合学園」があること。
(設立母体は、17世紀のフランスに誕生したシャルトル聖パウロ修道女会)

■フランス語書籍の専門店「欧明社」が飯田橋にあること。

■法政大学の創立者の1人がフランス人「ボアソナード氏」であること。

神楽坂とその周辺はフランスと縁の深い土地だということがよくわかります。
多くのフランス人がこの地を訪れ、生活していたため、
フランス料理店が現在でも多く存在するようです。


フランス国旗は「自由・平等・博愛」のシンボルとして知られるトリコロール(3色)

学生の町、文学の町、夜の町、国際色豊かな町、伝統的な町。
様々な顔を持つ神楽坂を、これからも取り上げていきたいと思います。

藤井