東京平版株式会社
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日本の伝統工芸を高精細印刷で

営業部の石川です。

今回は第39回目となる「日本伝統漆芸展」のご紹介です。

漆芸は、古くから芸術的にも、技術的にも、日本国内で高度の発達をしてきた文化です。
この日本の漆芸は、世界の人々の注視を集めており、世界に誇れる日本の工芸の代表といえます。

その漆芸の頂点とも言える「日本伝統漆芸展」に携わり今年で39年目となりました。
歴史ある作品集の製作に39年間携われたことに感謝しております。

 

今回も、アートディレクションとデザイン制作をデザイン会社の「RAM」で行いました。
様々な分野で活躍しているデザイン会社で、
特に美術関連では実績も豊富でセンスの光る作品を世に出していて実績があります。

当社はこの作品集の、製版と校正(色調確認)、
高精細線印刷から製本加工までの行程に携わりました。

高精細(280線使用)の印刷によって、
螺鈿(らでん)の質感等の技法が細部にわたり忠実に再現でき、
とても迫力ある図録に仕上がっています。

 

 

伝統を重んじる中に作品集に新しいデザインを吹き込む事で、
日本の文化である漆芸をより沢山の人たちに広められればと思います。

日本を代表する伝統漆芸を、印刷物を通して現代に発信することが
私たちに課せられた責務であり、漆芸の健全な発展に
少しでも印刷会社として今後も寄与できればと思っております。

 

「第39回日本伝統漆芸展」

2022年1月12日より1月25日まで(終了)
西武池袋本店

2022年2月5日より2月27日まで
石川県輪島漆芸美術館

2022年3月12日より3月27日まで
高松市美術館

2022年4月5日より4月11日まで
そごう広島店

全国4会場を巡回いたしますので、
日本が誇る伝統工芸を是非この機会に感じて下さい。