東京平版株式会社
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平成の終わりに思うこと

平成31年1月、年が明け今年最大の関心ごとは何かと考えた時に

一番最初に思った事、そうです平成がついに終わってしまいます。

寂しい気持ちと新元号に寄せる希望とひとそれぞれ思うところが

あると思います。私事で恐縮ですが昭和天皇が崩御された時に前の会社を退職しまして

元号が変わってすぐに東京平版に中途入社しました。

 

まさに平成という時代は私のこの会社の歴史でもある訳でその間色々な出来事がありました。

 

結婚、子供を授かり、両親が病で倒れ、現場から営業職へ配属等々。

今では子供達も社会人に成り、時代の流れの早さを痛感しています。

 

私の生まれた昭和から思えば平成の日本は、

戦争がなかった事が何よりも世界に誇れる事ではないでしょうか。

しかし、自然災害がとても多く沢山の尊い命が失われたのも事実です。

この機会にと出不精の私が先日東京都慰霊堂に足を運んできました。

 

元々は大正12年の関東大震災の被害にあわれた

身元不明の遺骨を納め霊を祀る目的で作られたのですが、

その後の東京大空襲による身元不明の遺骨も

この場所に合祀する事になったそうです。

写真は関東大震災で当時の東京市小学校児童5千人が亡くなった事を悼み、

冥福を祈るために建てられた児童弔魂像です。

 

新年から暗い話題ですみません。

しかしながら決して風化させてはいけない事ばかりだと思います。

残念ながら私もこの平和な時代に育った人間ですので、

子供達には実体験として話すことは出来ませんが、

何か後世に伝えていかなければという使命感のようなものを持っています。

 

新しい元号、どんな名前になるのでしょうか?

いずれにせよ戦争も災害もなく、日本は勿論、

世界中が仲良く笑顔で暮らせる時代になってくれる事を願うばかりです。

 

最後に仕事の話をさせてください。

今年当社は新しくデジタル校正機を導入しました。

今までの平台校正機以上にカラーマッチングに秀でています。

未だ正式稼働には至っておりませんが、近々お披露目できると思いますので

その時はお気軽にテスト校正などお声がけください!

 

営業部の中島でした。本年も宜しくお願いいたします。