東京平版株式会社
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富士山登っちゃいました

先週の土日に富士山に登ってきました。
「死ぬまでに一度は富士山に登ってみたい」そんな小さな夢をずっと持ってました。
だから、子供がまだ小学校に入る前に「小学5年生になったらみんなで富士山登ろうね」と家族で約束をしてました。なのに、、、
5年生になった今年「富士山どうする?」当然いくものだと思っていたのに妻と息子の返事は「NO」。今年、登る気満々だったのに。

『ひとりでは登る勇気もないし』と意気消沈していたところ、お世話になっている印刷関連の組合の青年部の方々が富士登山を計画しているというので、その企画に便乗させて貰っちゃいました。

登山開始、五合目の天気は曇り。
暑くもなく寒くもなく、眼下の景色は見えませんでしたが山登りには丁度良い感じでした。


五合目の天候はこんな感じでした

六合目ではちょうど入山料の試験徴収期間中で、入山料を払うとこんなバッチがもらえました。
(良い記念にもなるので入山料は払ってもいいかな)


子供へのお土産に

ちなみに試験徴収期間10日間で3400万円超ですって。すごいですよね。

ここから上は、こんな砂礫と岩の荒々しい光景がずっと続きます。

なにひとつ変わる事の無い景色のなかを黙々と上を目指して歩いていきます。部活の合宿ほどのキツさはないですが、なんか修行をしている感じでした。


ここまで来るともう天空


今回宿泊した山小屋『江戸家』さん

八合目の山小屋『江戸家』さんに宿泊。山小屋にはちょっとびっくりしました。寝床は屋根で、しかもスペースは一人一畳もないほどです。女性が何も知らずに来たらかなりの衝撃だと思います。

ご来光を見るために夜中の1:30頃山頂へ向けて出発した訳ですが、ここからが噂の大渋滞。真夜中に連なるヘッドライトの明かりが魂の巡礼みたいでちょっと不気味でした。
ここからはちょっとキツかったですね。しっかり深く呼吸をしないとすぐに頭が痛くなります。寒さも想像以上です。

やっとの思いで山頂に到着。暴風とあまりの寒さで感動はありません。
おまけに途中でカメラを落としたようで、撮り貯めた100枚程の写真、あまりのショックでここで心が折れました。

山頂はもの凄い風とガスの中、いつの間にか日の出の時刻は過ぎ、残念ながら夢に描いたようなご来光の感動のシーンにはありつけませんでした。

夢にまで見た富士登山。日本の一番高い所まで行ってきました。思い描いた素晴らしい感動は味わえませんでしたが、一生の思い出になる素晴らしい経験でした。

今年、世界遺産となった富士山。
是非一度は登ってみる事をオススメします。
こんどは零合目から五合目までを歩いてみたいと思います。(佐々木)