東京平版株式会社
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フィルムのデータ化でできること〜画像修正サービス〜

おはようございます。
梅雨明けを迎え、ついに本格的な夏の始まりですね。
早くも海に飛び込みたい、暑いのが大の苦手な内藤です。

さっそくですが、今回は以前もご紹介させていただきました、
「フィルムスキャン+」のオプションサービスをいくつかの事例も含めて
ご説明したいとおもいます。
前回は5つあります、加工サービスの一つ
「色調修正サービス」をご紹介させて頂きましたが、
今回は第二弾といたしまして「画像修正サービス」について
お話させていただきたく思います。

まずは、フィルムのデータ化についてまだよく分からない、
そもそもデータ化をすることに何のメリットがあるのか分からない
といった方に少しだけ、おさらいをしたいと思います。

「フィルムのデータ化」
現在ではCTP化が進み、すっかり姿が消えてきたフィルム進行の印刷・校正は、
メーカーのフィルム事業の撤退や
レタッチの技術者の高齢化による影響が挙げられます。
また保管するにも場所をとってしまいますし、
保管状況によってはフィルムの劣化が進んでしまい、
いざフィルム刷版しようとするとできない、といったケースも挙げられます。
そこで、そんな状況を打破できるのが、「フィルムのデータ化」です。
フィルムをスキャンしてコピードット(1bittiff)もしくはディスクリーニング(8bittiff)に変換することで容易に修正も版出しも可能となるのです。

さらに詳しい説明は、こちらをご覧下さい。

それでは改めまして、本題に入りたいと思います。
今回、ご紹介させていただきたいサービスが「画像修正サービス」です。
「画像修正サービス」は、過去に使っていた画像もしくは
画像の一部(人物や商品等)が使えなくなってしまったので消して欲しい、
といった時やフィルムのアミ点が一部破損してしまっている、
といったフィルムからの修正の難しいものをデータ化して修正するサービスです。

■イメージ図

お客様からお預かりした原稿のフィルムをスキャンして
ディスクリーニングにした後、
弊社の専任オペレーターがphotoshopにて修正いたします。
絵柄に白抜きで入ってしまっている文字も綺麗に削除、修正が可能です。
お客様のご確認は軽いPDFデータ、
またはご希望に合わせた出力をご用意いたします。

補足ではありますが、フィルムのデータ化において
ごみ取りの作業が非常に重要になります。
そこで、東京平版では1版ごとの丁寧なごみ取り作業を行っております。
4版合わせた時には見えないが、分版すると実はごみが存在する、
といったケースが稀に起きる事があるためです。
そのため、ごみ取り処理の確認は見落としのないよう、
1版ごと、そして4版重ねたデータで丁寧に目視確認を徹底しております。
皆様の大切な資産である置版フィルム、最適なデータ化をご提案できるよう
日々テストや実作業を重ねております。
フィルムについてのご質問や御見積り、納期についてなど些細な事でも、
なんでもお気軽にご相談ください。

また、スキャメラの見学会は随時行っております。
参加申し込みは電話、FAX、HPの申し込みフォームより承っております。
皆様のご参加をお待ちしております。

営業部 内藤