東京平版株式会社
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「世界一美しい本を作る男 ‐シュタイデルとの旅-」

今年も残すところ二ヶ月余りとなりました。長いようであっという間に過ぎていったような感じがします。これから師走に向かって慌ただしい日々が続くと思いますが、忙しさに流されず毎日を大切にしたいと思います。 営業部小林です。

今回のブログは、渋谷にある「[シアター]イメージフォーラム」で今公開されている「世界一美しい本を作る男-シュタイデルとの旅-」について感じたことを書いてみます。

この映画は、「世界一美しい本を作る」と称されているドイツの小さな出版社、シュタイデルの秘密に迫るドキュメンタリーです。

経営者のゲハルト・シュタイデルの本作りに対する真摯なまでの姿を映し出しています。

印刷会社で仕事をしている身にとっては、シュタイデルのように仕事を進めていくことは理想とするところです。
そして、ここまで仕事を完璧におこなえるからこそ、シュタイデル社で作られた本には大きな価値が備わり、シュタイデルで作られたということがブランドになるのだと感じました。

シュタイデル社の仕事術として、
1.クライアントとは直接会って打ち合わせをすること。
2.全行程を自社で行い品質を管理すること。
3.『商品』ではなく『作品』を作るつもりで臨むこと。
とあります。

まさに、どれも当たり前のようですが、この当たり前がどれほど難しいことなのかは、日々仕事をおこなっていく上で、ひしひしと感じていることです。

シュタイデルの働き方を見て、きちんと当たり前のことを常に忘れずに継続しておこなうことの大切さを感じました。

現在、多くのお客様から様々な仕事をいただいていますが、あるアパレル関連のお客様からは、各シーズン毎の展示会に呼んでいただき、企画の方からそのシーズンのブランドコンセプトの説明を話して貰ったりします。また、洋服のカタログを受注した時には、実際の商品をお借りして色調を合わる作業をおこない、色校正を提出することもあります。

営業として最初の「モノ」作りの段階から、関わらせていただくと、その後の工程でお客様に代わって現場の人達に自信を持っていろいろな指示を出すことができます。
このことからも、クライアントと直接会いコミュニケーションを深めることは、とても重要な事だと感じました。

印刷会社で働いているからには、いつかシュタイデルのような徹底的にこだわり抜いた“本”を作ってみたいと思います。

世界一美しい本を作る男とは、『世界一美しい情熱を持って仕事をする男の本』のように感じました。