東京平版株式会社
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第41回伝統漆芸展にて

美術印刷課の石川です。

第41回目となる「日本伝統漆芸展」の話です。

漆芸は、古くから芸術的にも、技術的にも、日本国内で高度の発達をしてきた文化です。
この日本の漆芸は、世界の人々の注視を集めており、世界に誇れる日本の工芸の代表といえます。

そして、漆は地球環境にも優しい、持続可能性の高い天然素材でのあります。

その漆芸の頂点になる「日本伝統漆芸展」に携わって今年で41年目になりました。
歴史ある作品集の印刷に41年間連続で携われた事に感謝しております。

今回も、アートデレクションとデザイン、撮影をデザイン会社の「RAM」でおこないました。
様々な分野で活躍しているデザイン会社で、特に美術関連ではとてもセンスある制作実績があります。

伝統を重んじる中、作品集に新しいデザインを吹き込む事で、日本の文化である漆芸をより沢山の人たちに広められればと思います。

当社はこの作品集の、製版と色調確認、高細線印刷から製本加工までの行程に携わりました。

図録は280線使用の印刷なので、蒔絵の文様の再現、螺鈿の質感、様々な装飾技法が細部にわたり忠実に再現され、とても迫力のある図録に仕上がってます。

会場で手にとってご覧ください。

 

 

会場風景になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伴野先生の文部科学大臣賞受賞の作品になります。

 

 

 

日本を代表する伝統漆芸を、印刷物をとおして現代に発する事が私たちに課せられた責務であり、漆芸の健全な発展に少しでも印刷会社として今後も寄与できればと思っております。

 

 

「第41回日本伝統漆芸展」

当展示会への出品作品は、令和6年能登半島地震により被害を受けた、石川県出身の漆芸作家によるものが多くなっておりますが、開催については各方面のご協力により、輪島会場を除き予定通り実施させていただける運びとなりました。

このたびの令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く生活の基盤が回復されますことをお祈り申し上げます。

2024年1月5日(金)より1月17日(水)まで
西武池袋本店7階催事場にて一般に有料公開となります。

2024年2月3日(土)より2月25日(日)まで
石川県輪島漆芸美術館
(開催は中止になりました)

2024年3月9日(土)より3月27日(水)まで
高松市美術館

2024年4月2日(火)より4月8日(月)まで
そごう広島店

全国の会場を巡回いたしますので、日本が世界に誇る伝統工芸を是非この機会に感じて下さい。