東京平版株式会社
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ポーラ美術館_ロニ・ホーン展

こんにちは、メディアコンテンツ部 山岸です。
秋晴れが続き、紅葉も見頃な時期ですね。
変わらず、コロナウイルスの感染対策は必要ですが、状況も落ち着き、
外に出ると以前のようなおおらかさが、少し戻ってきたようで、
小旅行には、とても良いタイミングだったので、

 

以前から、行ってみたいと思っていた、
箱根のポーラ美術館で開催中の

アメリカの現代美術を代表するアーティスト、
ロニ・ホーンの、国内の美術館での初の個展
ロニ・ホーン「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」展に
行ってきました。

ポーラ美術館は、箱根の国立公園の中にあり、「箱根の自然と美術との共生」がテーマの美術館です。
木々に囲まれた美術館の周りには、1kmほどの遊歩道があり、
いくつもの彫刻作品が森の中に佇んでいます。

 

 

ロニ・ホーンは、
天候や、自然風景、水など、移ろいゆくものや、
相反する要素を持つものを作品のテーマとし、
コンセプチュアルな作品を制作するアーティストです。

ビニールプールに張られた水のように見えますが、鋳造されたガラスの彫刻です。
かなりの重量だそうです。
水面(表面)は、光と周りの景色を取り込みます。

 

見る向きによっては、とても透明で深さを感じ、作品の底まで見通せます。
底の質感は、表面の映り込みとは違う静けさがあり、心が落ち着きます。

 

森の遊歩道で、公開されている作品、
作品も自然の一部として「循環して自然に帰って欲しい」
という想いが込められているそうです。

 

 

ドローイング作品。

近くで見ると、一度切り離された、作品の集積です。
遠目の印象と、違う印象です。
自由に、遠くと近くを、行き来し鑑賞するイメージです。

 

正面から見ると、文字ですが、
側面から見ると、一文字一文字が、シャープな一つの形を持っています。

 

 

今回のテーマの一つである、
水のように際限のないイメージができる、
作品と呼応し合うような鑑賞体験ができる展覧会でした。
都心の日常とは離れた空間で、
作品と自然を鑑賞し、変化を感じる自分の感覚に目を向け合られた
とても良い時間でした。

最後に、2020年に新しくなった、
ポーラ美術館のロゴが素敵だなと思ったのですが、
「塗り」のロゴと「線」のロゴは、状況に応じ、左右対称または上下反対に配置し、
相対するものを起点に様々なものが響きあい、
変化していく様子と広がりを表現したデザインだそうです。

 

この展覧会は、2022年3月30日(水)まで開催しています。
紅葉も、雪景色も美しそうですね、ぜひ足を運んでみてください。

ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?

会 期
2021年9月18日(土)~2022年3月30日(水)