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280線で螺鈿の質感を伝える

営業部の石川です。

 

今回は第36回目となる「日本伝統漆芸展」の話です。

 

漆芸は、古くから芸術的にも、技術的にも、
日本国内で高度の発達をしてきた文化です。
この日本の漆芸は、世界の人々の注視を集めており、
世界に誇れる日本の工芸の代表と言えます。

 

その漆芸の頂点になる「日本伝統漆芸展」に携わって
今年で36年目になりました。
歴史のある作品集の制作に36年もの間携われたことに感謝しております。

 

今回も、昨年同様アートデレクションとデザイン制作・撮影を
デザイン会社の「RAM」でおこないました。
様々な分野で活躍しているデザイン会社で、
特に美術関連では実績も豊富でとてもセンスある作品を世に出しつづけています。

 

当社はこの作品集の、製版と色調確認、
高細線印刷から製本加工までの行程に携わりました。

 

 

280線使用の印刷なので、螺鈿の質感等の技法が細部にわたり忠実に再現され、
とても迫力のある図録に仕上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

伝統を重んじる中に作品集に新しいデザインを吹き込む事で、
日本の文化である漆芸をより沢山の人たちに広められればと思います。

 

 

日本を代表する伝統漆芸を、印刷物を通して現代に発する事が
私たちに課せられた責務であり、漆芸の健全な発展に
少しでも印刷会社として今後も寄与できればと思っております。

 

「第36回日本伝統漆芸展」
2019年1月8日より1月22日まで
西武池袋本店6階アートギャラリーにて一般に公開されました。

 

2019年2月2日より2月25日まで
石川県輪島漆芸美術館

 

2019年3月16日より3月31日
高松市美術館

 

2019年4月9日より4月15日まで
そごう広島店

 

2019年4月23日より6月2日まで
熊本県伝統工芸館

 

全国5会場を巡回いたしますので、
日本が誇る伝統工芸を是非この機会に感じて下さい。

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