営業一課の本橋です。日が落ちるのが早くなり、
冬が駆け足で近づいてくる季節になりました。
さて、最近吹奏楽ファンとしては大変寂しい出来事が。
吹奏楽の聖地として親しまれてきた普門館(東京都杉並区)が、
いよいよ今冬より解体工事が始まろうとしてます。
東日本大震災後、耐震性の問題から2012年に解体が決定してから早5年。
長年中高校生吹奏楽部員の憧れの地であり
「吹奏楽の甲子園」として親しまれていた会場がなくなってしまうのは大変残念なことです。
中高の吹奏楽コンクールが開催場所が名古屋にされてからも、
吹奏楽ファンの間では聖地として親しまれてきました。
そんなホールがもう二度と見れなくなると思うと、とても寂しく感慨深いです。
決して音響設備が良いホールではありませんでしたが、
普門館の舞台で演奏できることは、中高生の憧れでもあり、
演者でなくとも全国大会の演奏を
普門館で一度聴いてみたいと願っていた吹奏楽ファンも多いことでしょう。
わたくしも2011年まで普門館で行われていた時にはコンクールを毎年楽しみにしており、
朝の重厚な開演のチャイムが鳴るたびに、
「今年はどんな素晴らしいドラマが観れるのだろう」と胸躍らせていたものです。
2012年から名古屋国際会議場センチュリーホールでの開催になっていますが、
やはり「 コンクールの全国大会といえば普門館」
という思いが残っている吹奏楽ファンも多いのではないでしょうか?
いままでの普門館での数々のドラマは数え上げればきりがありませんが、
普門館最後のコンクール開催となった2011年。
現在も最高峰の高校生バンド「精華女子高等学校」の
スパーク作曲「宇宙の音楽」の鮮烈な演奏が今でも忘れられません。
吹奏楽コンクールのライブ録音されたCDはKING RECORDSさんから発売されていますので、
興味のある方は是非!