2015年6月ということは、今年も半年が経過し、月日が経つスピードについていけず・・・。
暦では、夏至となり一年でいちばん昼が長く、夜が短くなる時期となります。毎日、夏日のような最高気温と戦う季節がやってきました。
気を引き締めて、営業活動を行います。
さて、皆様「動物写真家の岩合光昭さん」をご存知ですか？
現在、NHK BSプレミアムで放送されている【岩合 光昭の世界ネコ歩き】というドキュメンタリー番組で、絶大な人気を誇る動物写真家。
お客様である法政大学様ご出身で世界でご活躍されているおひとりです。
この番組は、ネコ好きの方にとってはもちろんのこと、動物の愛らしい姿に誰もが癒される素敵な構成。
（写真展チラシ抜粋）
旅番組でもなく、動物番組でもなく、ただただ世界中の「ネコと人の暮らし」の画を撮る番組。人よりも風景よりも何をおいてもまずはネコ！というこだわりっぷりを感じます。
岩合さんのインタビューで、昔のスチールカメラには「手ぶれ補正」はありません。脇を占めてカメラを構え、息を静かにゆっくり吐きながらシャッターを切ります。どんな機材より、究極的には人体なのではないかと話されているのが印象的でした。ネコと向き合いシャッターチャンスを狙う。岩合さんの作品全てにネコへの愛を感じます。
そして、先日岩合さんの写真展に行ってきました。見に来た方、全員がにこにこされて今まで写真展や美術館では見たことが無い光景でした。本当に、全ての方が癒されていることを感じました。
そして、職業柄一番印象に残ったのはチケットです！！
注目すべき点は、仕上がりサイズ。 皆さん、分かりますか？！
通常のチケットサイズは、（ミシン一本の場合）60×180ミリが主流となっておりますがこのチケットは、50×160ミリの少し小さいサイズ。そして、ネコの形に抜くことによって、より小さいサイズに感じます。意図としては、しおりとして二次使用できるようなコンセプトになっているのではないかと思います。
ちょっとしたアイディア、枠にはまらないやり方によって生み出されたものは、必ず付加価値がつきます。ものつくりとは、このような精神が大切なんだと改めて感じました。
（塚本）
