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単位展にて

今回は、大きな展覧会が続々と開催している中、テーマが身近に感じる展覧会に行ってまいりました。
営業部の石川です。

 

 

私たちの生活に溶け込んでしまっている「単位」って、
気にした事ありますか?

空気、水、光、音や自然環境等、そのままでは捉えにくい世界に一定の基準を設ける事によって比較や共有を可能にした智恵と思考の道具が「単位」です。
長さを測るメートル重さを量るグラム、時間を計る秒など、私たちの身の回りには様々な「単位」があり、生活する上で欠かせないものとなってます。その「単位」をわかり易く集めた企画展でした。

 

単位」というのは世界の共通言語のように誰でも使える一方で、
それぞれの社会や時代に根ざした独自のものもあります。

近年では、デジタルの普及でピクセルやバイトなど、新しい単位も生まれています。また、建築、プロダクト、印刷やパッケージなどの製品を開発する為には設計、製作、流通にいたるまで、ありとあらゆるものつくりの過程において様々な単位が用いられています。この単位を通して、私たちは思い描いたイメージを共有し、形づくっていくことができます。

 


39476pixel / man


55歳は「政寿」と言うそうです


長さや時間などを、自分の身体や、ものさし、時計などの目盛りと比べて、数値で表すことができるのですね。

 

量を離れた場所にいる人に伝えたり、数値を記録して別の人に伝えたりして、様々なものの量を共有する事ができます。

これ全部「重さ」が同じです。


これは全部「容量」が同じ。

 


 


大きさを基準にして合わせ、規格化することで、
効率よく、ムダなくモノをつくる事ができる。
 

多種多様なモノやコトの中にどのような「単位」があるかを知り、実感することによって、モノがつくられたプロセスやデザインに対する考え方、さらに単位が生み出された文化や社会背景を見つめるきっかけとなるでしょう。

 
私たちが普段何気なく過ごしている日常の見方を変え、日々の仕事の中に新たな気づきと創造性をもたらしてくれる展覧会でした。

21_21 DESIGHN SIGHT/六本木で5月31日まで開催してます。

 

 

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