こんにちは、営業部の小林です。
みなさんは “佐村河内 守” という人物を知っていますか?
先日、NHKスペシャルを見て初めて佐村河内守という作曲家を知りました。
彼は全聾の作曲家なのです。
番組では、彼の創作活動や日々の様子が映し出されていました。
それはまさに、命を削りながら一音一音を紡いでいる姿でした。
何かを生み出すためには、これほどまでの努力と困難を
経験しなければ生まれないのだと感じました。
彼が全聾になって書き上げた「交響曲第一番」、その調べには
音符の一つ一つに彼の魂が宿っているように感じられ、
重く不安の募る第一楽章から希望を抱かせる第三楽章まで本当に感動的な曲でした。
世の中には、いろいろな人が様々な体験をし、普通では考えられないような
素晴らしい行動や素晴らしい作品をつくり出しています。
私も毎日の仕事の中で、素晴らしいクリエイターの方々と出会い、
初めての感動や刺激を受けています。
モノを作るという事を少しでも自分の事とするために、
これからもクリエイターの方々とのコミュニケーションを大切にし、
より良いものを作るお手伝いをしていきたいと思います。
佐村河内さんの本の中にこんな一節があります。「人は光の中にいると、
小さな光は見つけにくいものです。だから次から次により強い光を
求めてしまいます。人は闇に堕ちて初めて、
小さな光に気づくのでしょう。」
ほんの小さな事でも、感謝し、幸せを感じる心を常に持ち続けられる事の
大切さを再認識しました。
今後も彼の音楽を聴き続けていきたいと思います。
みなさんも、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。(小林)