いまさらですが、自己紹介です。

ブログをはじめて、数ヶ月経ちました。
ふと気が付いたのですが、今日まで自己紹介を全くせずにきてしまいました。
そこで、今日はあらためて東京平版の紹介をさせて頂きます。
東京平版は東京神楽坂にある、50名余りのこじんまりとした印刷会社です。
主にはアパレル関連のカタログやパンフレット、美術品の図録、写真集や書籍などの製版・印刷をおこなっています。
生い立ちは今から72年前、東京・新宿区神楽坂に製版会社として開業いたしました。製版会社といっても、あまり馴染みのない業種だと思いますが、簡単に言ってしまえば、印刷のためのハンコを作る会社のことです。
今では製版だけでなく、デザイン・制作、校正、印刷といった印刷関連事業から、ホームページの制作や電子ブックと行った分野まで、いろんなモノが作れるようになりました。
それでも、もともと製版から出発ですし、今でも製版を中心とした事業展開をしているので、印刷物の品質に対して強いこだわりを持っています。印刷物の善し悪しの大半は製版で決まると考えるからです。特に画像の調子再現技術こそ、印刷物の美しさをつくり出す一番大切なものだと思っているからです。
たとえば、同じ版を使ったとしても使う紙によって、その印刷物の出来上がりは全く違うものになってしまいます。美しい印刷物を作るためには、使う紙にあった版を作らなければならないのです。そのために、その紙の特徴と調子再現性を知り、その紙にあった画像データを作る必要があります。場合によっては何度もテストを入れる事もあります。その繰り返しの蓄積が今の私たちの財産となってきました。これも自社一貫生産だからこそ出来たものだと思います。
印刷物にクオリティーを求める際は、是非一度、東京平版にお声をかけて下さい。
私たちは『品質第一』をモットーに、より良質な印刷物をつくり出すために頑張っていきます。
美しい印刷物が必要な方々の力になりたいと思っています。（佐々木）